堀部安兵衛とは・・・
当院の目の前には、堀部安兵衛生誕碑がある。最近は「忠臣蔵をNHK大河ドラマへ」という旗も立っている。
堀部安兵衛を調べてみると、「高田馬場の決闘」、「討ち入り」、「忠臣蔵」、などの言葉が出てくる。
堀部安兵衛の人生は波乱万丈であり
14歳のとき、父親が浪人の身となる(リストラされたようなもの)。程なくして父親は亡くなってしまう。
中山家の再興を志し、19歳となった時、江戸へ旅立つ。
その後、「堀内道場」で剣術を学び、江戸随一の剣の使い手として有名人になった。(父・中山弥次右衛門も新発田藩では相当の剣の使い手として知られていたとの事。)
「高田馬場での決闘」にて超有名人となった安兵衛のもとに、赤穂藩士・堀部弥兵衛が「養子」に迎えたいと訪ねてくる。
堀部弥兵衛から熱烈なアプローチを受け続けた結果、「養子」となる申し出を受け、堀部家を継ぎ、浅野家に仕えることになった。
その後、浅野内匠頭が、江戸城で吉良上野介に斬りかかる事件が発生。
浅野内匠頭は切腹となり赤穂藩も取りつぶしとなり、安兵衛は再び浪人となる。
浅野家浪人の一人として吉良上野介の屋敷に討ち入る。仇討ちを成功させ、その後幕府より切腹が命じられ切腹。
34年の生涯を終えるのであった。
元々、堀部安兵衛に興味無かったが、色々と調べているうちに討ち入り前の潜伏先が以前、東京で住んでいた場所から近かったり、討ち入り後、泉岳寺まで引き揚げる道筋がよく知っている場所であるため、親近感を覚えてしまった。
さらに調べてみると、几帳面な性格で文筆家であったと言われている。(酒をよく飲んでいたと言われていたが、それは誤りであまり呑まなかった。)
ドラマや映画なども多くあり、堀部安兵衛を演じる役者さんも多種多様である。生き方や義理、人情など多くの日本人に共感できるところがある為、人気があり、物語も面白いから何度も映画などになるのであろう。(ちなみに忠臣蔵関係で一番新しいドラマは「忠臣蔵の恋」というドラマ。)
演じていた俳優を調べていると、木村拓哉(最近、アイドルから俳優という肩書きに変わった)も堀部安兵衛を演じていた。
キムタクが時代劇を演じていると、キムタク節が強すぎてなかなか物語が入ってこない感じがする。
現代社会の役を演じていたほうが、betterな感じがするのは私だけでしょうか・・・?