検査の重要性(データの重要性)について
内科などに通院する事になると、検査を行う場合があります。
私は通院した時に採血などされた事はないのですが、献血に行くと最初、採血されます。(献血されに行っているので、当たり前ですが)その後、採血結果の説明を受け、採血基準を下回らなければGOサインが出るわけです。
なぜ採血基準があるかというと、体調を崩した時に献血をすると、採血者の健康を損ねる場合もあるからです。
「私、元気です。」と採血者から言われても医師も採血基準を下回っていると“NO”というわけです。
ですので、医師にとって採血基準というのは非常に大事なデータとなります。
当院でもデータの重要性を特に意識していて、職種は違いますが、共通するものだなと改めて実感しました。(入れ歯の歯の大きさ、歯の削り方なども私の大切なデータの一つです。)
特に私が一番力を入れているのが、歯周病菌検査です。
歯周病の予防などテレビで話題になっていますが、本来であれば、歯周病菌が何匹いて、どの程度の期間がかかるのか、治療が終了してからどの程度の期間で定期受診した方が良いのかなど、最初からわかっていたら治療の戦略として立てやすいというのが、本音です。
歯周病菌検査に興味がある患者さんは、受付に一声掛けて見てください。