皆さんのお口の中に入っている金属は
金属の高騰について
虫歯になり、金属で修復されたことのある方はいると思います。
修復された金属は、「12%金銀パラジウム合金」という合金が原料です。 金属色という審美的な問題はありますが、保険治療において第一選択の治療材料となっています。
金属の利点として、プラスチックにはない耐久性があります。 歯科治療ではこの金属を用いて技工所で製作されています。
この金属が、昨今の世界の政情不安により異常な値上がりをしています。
我々が使用しているこの金属の価格については、厚労省による健康保険で材料費の見直しが行われており、今後も高騰が予想されます。
10年ほど前では金属の被せものが、大臼歯1歯2,000円程度(3割負担)でした。
数年前では4,000円程度でしたが、今後も金額の高騰が予想されます。
数年前に比べ治療費が高いなと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、上記の理由で治療費が高くなっているという訳です。
ご理解のほど、お願いいたします。